【第67回活動報告】マイコンをプログラミングして動くおもちゃを作ろう
日時:8/26(日) 10:00~16:15
場所:NPO交流プラザ 第2、第3会議コーナー
特別講演:加納 政芳 中京大学 工学部 機械システム工学科 教授
メンター:宇津さん、阿部さん、玉井さん、坂元さん、棚森さん、佐原さん、土岐さん、山吉さん、田口さん、小倉さん、竹内さん
ニンジャ:24名
本日のCoderDojo名古屋は、中京大学加納教授の「ロボットとコンピュータの未来」についての講演と、 micro:bitを使用したマイコンをプログラミングして動くおもちゃを作るワークショップを行いました。 ニンジャも新しいメンバーが増えて、大変賑やかな会になりました。 以下、メンターからの活動報告になります。
中京大学加納教授講演「ロボットとコンピュータの未来」
報告者:佐原
前半では子供達のために人工知能とは何かについて講演していただきました。子供達に分かりやすいように工夫された講演の進め方やスライドに子供達も興味津々に話を聞いていました。後半では子供達のご両親向けに、ロボットやコンピューター技術の進歩が目覚ましい中で、子どもたちの将来どのような未来が予想されるのか、子どもたちにどのような学びが必要なのかを説明していただきました。
プログラムで迷路を解く車を作ろう
報告者:メンター坂元さん、小倉さん、竹内さん
プログラムで動く車を作りました。 最初はパーツをどうくっつけるか苦労していて、両面テープの取り合いになるくらい、みんな競い合って作っていました。 ボディの箱は自分達で持ってきたもので、大きさはバラバラです。なので、モータを付ける位置によっては、タイヤが空回りしてしまう子もいましたが、引きずるおしりの部分を少し持ち上げたりして、それぞれのアイデアでなんとか走らせる事が出来ました。コースで走らせた結果、コースアウトしてしまったところのプログラ厶を調整しました。調整するときのポイントは、「車になった気持ちで、自分がコースを歩いてみること」だそうです。 走らせて、うまくいかなくて、また調整してを何度も繰り返しながら、少しずつ良くなっていくところが面白いようで、みんな熱中していました。 少しだけコースにそって走らせる様になってきて、いよいよ面白くなってきたぞーという所で、タイムアウトになってしまいました。もっと時間があれば、もしかしたらゴールできていたかもしれないですね。
報告者:メンター田口さん
高学年向けの車作成をしたこのグループは、何度も遊びに来てくれてるおなじみのニンジャから、今回初挑戦のニンジャまで、バラエティにとんだメンバーでしたが、みんなあっという間に仲良くなって、お互い助けあって作成してくれました。
最初、両面テープがうまくくっつかなくって苦労しましたが、マスキングテープで補充することで、何とかクリア。それぞれお気に入りのマスキングテープを使用したので、ちょっと個性がでましたね!
ただし、一難去ってまた一難というこのワークショップ
今度は、乾電池を入れ忘れた!と、せっかく補充したマスキングテープを外したり、いろいろ苦労しながら、プログラミングをmicro:bitにコピーするところまでこぎつけました。
が、いざ走らせようとすると、車がその場でクルクル回ってしまったり、思った方向に動いてくれなかったり…と「なぜ?」の連続
車がその場でクルクル回ってしまうのは、タイヤのバランスが悪かったり、位置が悪かったり、とその場でみんなで原因を考えました。
みんな「難しい〜!」と言っていましたが、この「なぜ?」を解決しようと考えることが、次につながります。ぜひ、次回バージョンアップした車を持ってきて、快走する姿を見せてくださいね!
報告者:メンター棚森さん
説明
micro:bitを使った車の製作を行いました。
午前中は人工知能についての座学もありましたが、ニンジャたちにも理解しやすい内容でとても面白かったと思います。
車体の制作ではモーターの配線がなくハンダ付けが必要でしたが、興味を持ってやってみたいと言ってくれる子も居てうれしかったです。
車体の作成で時間のほとんどを使ってしまいましたが、各々の個性が表れた物を作っていてメンターとしても面白いと思いました。
micro:bitを使った本格的な走行はこれから進めていきましょう!
段ボールギターを作ろう
報告者:メンター阿部さん、佐原
段ボールでギターを作って、micro:bitをプログラムしてギターの角度で音が鳴るおもちゃを作る、未就学児、低学年でも楽しめる簡単な電子工作を行いました。まず、切りだした段ボールに飾り付け用の折り紙やマスキングテープでギターの筐体を製作し、その後micro:bitの傾きによってドレミファソラシドを鳴らすプログラムを作ってもらいます。出来あがった筺体とmicro:bitを組み合わせることで、写真のようなオリジナルのギターを作ることが出来ました。
かっこいいギター、ポップなギター、かわいいギター、創造性に富んだギターなど、ギタリストの布袋さんもびっくりしちゃいそうなオリジナルのギターを抱えて遊んでいる子供達を見て、こちらもほっこりしました。
これからも創作にチャレンジして、色々な作品を見せてくださいね!
チャンピオンからひとこと
車にしても、ギターにしても製作はCoderDojo名古屋では初めての取り組みでした。
ニンジャたちがうまくつくれるかどうか、楽しんでくれるかどうか、怪我をしたりしないかどうか、心配事は山積みでした。
が、(色々はありましたが)なんとかみんな楽しんで作ってくれて、ギターも完成したし、車も走るところまではできたみたいで、ホッとしました。
みんなのああでもない、こうでもないと悩んだり楽しんだりで、割と大きな部屋がすごい熱気だったのが印象的でした。
必ずうまくいくとは限らないものは試行錯誤して楽しいですね。
中京大学加納先生のお話も学校ではなかなか聞かないお話だけれども分かりやすく説明してくれて楽しかったのではないでしょうか。
これからもCoderDojo名古屋ではみんなの好奇心をくすぐる楽しい企画をいろいろやっていきたいと思います。
集合写真
最後に集合写真をパシャリ
お申込み
9/9(日)、第69回CoderDojo名古屋の申し込みページ
coderdojo-nagoya.connpass.com
9/30(日)、第70回CoderDojo名古屋の申し込みページ
準備中
ふるってご参加ください!