【第49回活動報告】迷路キット「木製迷路パズル「A mazeing!!」」がやってきた
日時 11/26(日) 13:30~16:00
場所:NPO交流プラザ 第2、第3会議室
メンター:宇津、坂元さん、今城さん、石川さん、竹中さん、土岐さん、田口さん、小倉さん
ニンジャ:11名
本日は迷路パズルの講座があるせいか参加者がいつもより多め。
メンターが多いのはこの後懇親会があるからかな?
今日は、迷路パズル、Scratch、Viscuitの豪華3本立て!いつもよりにぎやかで楽しそうです(^-^)
迷路パズルの担当は製作者の坂元さん、Viscuitは竹中さん、が主に見てくれました。
木製迷路パズル「A mazeing!!」チーム
メンターの坂元です。
今回は私が開発中のおもちゃ「プロトタイピングを通じて論理的思考を学ぶ迷路キット」で実際にニンジャのみんなと一緒に遊びました!
なんとこのおもちゃ、誰でも簡単に「未来の迷路」を作ることができるのです!
現在大量生産に向けてプロジェクトは進んでおり、一足先にニンジャのみんなでお試しプレイをしました。
動くパーツや光るパーツを組み合わせて、試行錯誤しながら満足のいくまで迷路を作りました。
まだ発表前なので写真などを載せることはできませんが、みなさん個性的な迷路を完成させ、とても楽しかったです!
また、ニンジャからも「もっとここをこうした方が、面白味が増すよ!」などのキット開発に関するアドバイスもいただけて非常に助かりました。
パーツをきらきら光らせるのにループを使いたかったそうです。さすが、Scratch経験者という感じです。
Viscuitチーム
メンターの竹中です!
ビスケットチームはYくんとHくんの2人
2人に、ペアでやる?って聞いた「うん」って言ってくれました。
ビスケットでペアって初の挑戦なので、ワタシもドキドキです。
さて、スクラッチチームのテーマをビスケットチームもお借りして。
そしてYくんのお父さんのタブレット借りて、まずYくんのお絵かきからスタート。
テーマの「宇宙」から星を。
緑の車と赤い車、最初は星にぶつかったら、爆発!の予定でしたが変更!
「ひらひら」と星をよけることに。すごーい!テーマが2個も入りましたよ。
星をよける動き、少しの角度の違いで、よけたり通りすぎたり。
むずかしいね。
少しずつ位置を変えたら、どちらの車もうまく星をよけるようになりました。
Hくんは設計書にゴリラのキャラクターと物語を書いてくれました。
お絵かきとお話作るのが上手です。
Yくんはノートに大きくゲームの動きを書いてました。
ダイナミックな動きで楽しいゲームになりそう。
アイディアをビスケットのゲームにしていくのは
とっても難しかったけど、
ちゃんと2人力を合わせた作品ができましたよ。
ノートと設計書に書いた2人のいっぱいのアイディアを詰め込んだゲーム作ったら
もっと楽しくてびっくりなゲームできそうだね。
次も楽しみにしてますね。
Scratchチーム
HちゃんAちゃんのペア
今日の作品はトナカイに乗ったサンタが空からプレゼントをおとすのでそれをバスケットで受け止めるゲームです。
スペースキーを押すとプレゼントを落とします。
難しかったのは、またスペースキーを押すとまたプレゼントを落とすところだそうです。
一番下までいくとプレゼントを消す、スペースキーでプレゼントの場所をまた上に戻す、
少しずつ下に移動する処理を繰り返す、と少し複雑ですがなんとかできましたね~。
Aちゃんは初めての参加です。にこにこの恥ずかしがり屋さん。
発表の時もどうでした? と聞くとわからない、って逃げられちゃいます(^ ^)
でも、作品を作っている最中ではペアのHちゃんといろいろ話をしてくれてたそうですよ~。
また遊びに来てくださいね!
AくんRくん
今日は何を作りたい、と聞くとそれぞれ、
スーパーマリオのような横スクロールゲーム!宇宙船で敵を倒すシューティングゲーム!
前回のデジャヴです。
今回もテーマはまとまるのか?!とドキドキしましたが、
なんと、マリオを宇宙船に乗せてビームでクリボーを倒す!という
合体技を思いついてくれました!チャンピオンほっと一安心です(^-^)
今回面白いアイデアだな、と思ったのは、宇宙船から出すビームを出すところ。
最初はビームは1つ出ればOKかな、と思っていたら、一度に1つしか出ないのはつまらない、
とAくんが言い出しました。うーん、クローンをつかうのか?むずかしいぞ?と
思っていたら、なんとビームのスプライトをあと2つコピーして、
それぞれ、Aキー、Zキー、Xキーで発射するようにしました。
なるほど!とてもシンプルに解決しましたね!これなら同時に3発発射できます。
こういった発想が出てくるのが面白いですよね。
今回も今城さん、オトナニンジャとして作品を発表してくれました。
今日は拾う系の作品じゃないやつを作る、と意気込んでいましたがどうなったでしょう?!
こちらの作品も宇宙船がでてきます。制限時間内に月面(?)の基地に着陸させるゲームになりました。
ときどき逆噴射をしながら、降ってくる星を避けて基地を目指すんですが、
ときどき速い星が降ってくる!なかなか避けられずにすぐぶつかってしまいます。
今城さんは、まだまだゲームバランスの調整が必要ですね、と笑っていました。
今回は拾う系じゃなかったですね(^-^)
スタジオ
今回のScratch作品もスタジオ CoderDojo Nagoya 49th, on 26th Nov. 2017に保存されています。リンクをクリックしてみてくださいね~
集合写真をパシャリ!
12/25(日)は午前と午後で、クリスマスイベントをやりたいと思います。
兄弟や小さい子、初めての子でも楽しめる会を企画します!
みなさんふるってご参加くださいね!
迷路キット「木製迷路パズル「A mazeing!!」」体験のご案内
CoderDojo名古屋チャンピオンの宇津です。
11/26(日)のDojoでは迷路キット体験の講座を追加します!
メンター坂元さんがIPA 未踏プロジェクトで開発した 木製迷路パズル「A mazeing!!」の体験ができます。
ふるってご参加ください。
定員:先着3組(1組 1~2名)
対象:小学1~6年生
持ち物:ノートパソコン
経験:プログラミング経験が無くても大丈夫です
写真はプロトタイプ版 です
お菓子の箱に、段ボールで迷路の壁を作って、ビー玉を転がして遊ぶ迷路を作ったことはありませんか?
迷路キットでは、キットの部品を使って自分で考えた迷路を組み立てることが出来ます。さらに、鉄球と連動して動く壁や扉をプログラムすることができます。自分だけの面白い迷路を作ろう!
プログラムはScratchのように、ブロックを組み合わせるようにしてできます。
お願い
- 坂元さんの論文、研究発表のためのアンケートにご協力ください。
- 坂元さんの論文、研究発表、ホームページ、SNS等へ掲載するための、動画や写真撮影をする場合があります。撮影や掲載にご了承の上お申込みをお願いします。※開催前に保護者の方にご説明・同意書の記載をお願いさせて頂きます。
- キットはお持ち帰りできません。
- 迷路キットの写真や動画の撮影はご遠慮ください。
【第48回活動報告】ユニークなアイデアが多かった(^-^)
2017/11/12
メンター:宇津、石川さん、今城さん、加納先生
ニンジャ:6名
CoderDojo名古屋チャンピオンの宇津です。
前回は台風だったのでソロでの作品作りでしたが、今回は久しぶりのペアプログラミングです。
参加ニンジャは6名。風邪などで数人お休みのニンジャもいましたが、最近全般的に少な目ですね。
どうしたんでしょう。チャンピオン若干の不安です。
風邪のニンジャたちは早く治してまた元気な顔を見せて下さいね~。
今回のお題はこちら
- なみなみ
- まる
- おちる
今回はお題をうまく盛り込んでくれた作品が多かったですよー。
TくんとAくん
今回二人で相談したところ、作りたいものはマインクラフトのようなゲームと
ボールを穴に落とすとスイッチが入るプログラム。
アイデアがバラバラです!メンターも二人がどうまとめるのかハラハラしましたが、なんと、スイッチがおされるとマインクラフトの画面が表示されるという、欲張りプランを考案!
さすがですね。
ボールを落とすプログラムも、本を参考にしながら作りました。本をうまく使いこなしてますね。
重力で落ちるプログラムはいろいろ使う場面も出てくると思うので使いこなせるといいですね。
マインクラフトの方も敵が次々とでてきて楽しい感じに仕上がりました!
SくんとNくん
がけっぷちから着地するゲームです。崖っぷちちかくに大きな波が来ているので
波に触らないように、崖のでっぱりにうまく着地しながら下りて行かなければいけません。
これまた発想が面白いですね。
本人たちは無理ゲー(クリアが無理なゲーム) と言ってました(笑)ちょっとでも落ちるコースをミスすると波に触ってしまいます。きっとギリギリクリアできるようなんども調整したんでしょう。
無理ゲーも地道な作業が必要なんですね。感心します!
S君は初参加ですが、終わるころにはすっかりDojoになじんでくれてるようでしたよ!
HくんとIちゃん
壁にさわると重力の向きが変わる作品です。みんな面白いものを色々考えますね~。
壁や天井で囲われた空間に丸いキャラクターがいます。
横に進んで色がついた壁に触るとキャラクターの向きが横向きに変わります。
そのまま天井に進んでいくと、今度はキャラクターの向きがさかさまに変わります。
最初、壁に触ると(たぶん何度もあたり判定が動いて)くるくる回ってしまって困っていたそうです。
そこで、今どちらの向きを向いているかを向いているかを変数で持たせて、
壁に触った時に特定の方向を向いているときだけ回転させるようにして解決したそうです。なるほど!
時間ぎりぎりまで修正しましたがなんとか仕上げましたね!
メンターも発表してくれます!
メンター(オトナニンジャ?)の今城さんは今回2作品の発表です!
1つ目の作品
ビールの玉を投げて、動くおじさんのビールのジョッキをいっぱいにするゲームです。
マウスをクリックするとおねーさんがビールの玉をポコポコ投げます。
ジョッキを持ったおじさんは動くのでタイミングよく投げなければいけません。
うまくジョッキに当たるとジョッキのビールがだんだん増えてきます。
ビールの絵を描くのが苦労したそうですよ。
絵を描くのが得意なニンジャにお願いしたらどう?!
メンターの間では今城さんの作品は「拾う系」が多いという噂です。
今城さんに言うと「ネタがワンパターンだなー」とショックを受けている様子。
いえいえ、いつもとんでもない発想でお題をもりこんだ面白いものばかりですよ~(^-^)
2つ目の作品は花火
前回、花火の作品を作ったニンジャにインスパイアされて
作りたくなったんだそうです。ニンジャからインスパイアされるなんていいですね!
作品はさすがオトナニンジャ。フルフルと打ちあがった玉が、
爆発すると色々な色できれいに散らばります。
散らばり方がいろいろ違うパターンを用意したそうですよ。
今城さんも結構面白かったようでこれからも改良したいそうです。
楽しみですね!
今城さんの作品は、Dojoの日からこっそりパワーアップされているかも。スタジオ に入っているので見てみてね!
今回みんなテーマをうまく取り入れてくれましたね。
どのテーマを取り入れたかわかりますか?
チャンピオンの宇津もひとつ発表しました。
黄金らせん を描くプログラムです。
Iちゃんのお家で描くのが流行っていると聞いて作ってみました。
描かれるのは、次の3つ。
- 縦横の比がもっとも美しいといわれる黄金長方形
- 長方形
- コンパスで描くような円の一部(円弧)
画像のようなきれいならせん(うずまきのような絵)が描かれます。
ところで、おうちでもコンパスで黄金螺旋が描けます。よかったらおうちでためしてみてください
www.pixiv.net
黄金らせんは対数らせんの一種で、対数らせんはオウムガイやヒマワリの花の並びなど自然界によく存在したりします。
これはちょっと違う?!
twitter.com
加納先生がフィボナッチ数列を使うと書けることも教えてくれました。
せっかくなので詳しく解説してもらえばよかった。
また、機会を見て説明します(^^;
プチニンジャもVisucuitで参加してくれました(^^)
スタジオ
今回の作品もスタジオ CoderDojo Nagoya 48th, on 12th Nov. 2017に保存されています。リンクをクリックしてみてくださいね~
集合写真をパチリ!
次回のCoderDojo名古屋では、メンター坂元さんが開発した
迷路キット「木製迷路パズル「A mazeing!!」」がやってきます!
CONNPASSのサイトから申し込んでね!
coderdojo-nagoya.connpass.com
それではまた、Dojoでお会いしましょう!
【第47回活動報告】電子工作迷路がやってきた!
チャンピオンの宇津です。
今回は台風が近づいていて開催できるか心配していましたが、7人のニンジャが集まってくれました。台風もそれほどひどくなくてよかった~。
そして、今回の目玉は メンター坂元さんの電子工作での迷路とチャンピオン宇津のRaspberry PIの戦車です。
迷路はIPA(情報処理推進機構)の未踏事業に採択されたもののプロトタイプのものです。
未踏事業は知る人ぞ知る、ツワモノぞろいのところですごいんですよ!
光るところにボールがたどり着くと扉が開いたり、迷路が動いたりするんです。
みんな、興味津々で遊びんでました。
本物は自分で迷路を考え、作ったりプログラムしたりすることが出来るそうですよ。完成が楽しみですね!
未踏IT人材発掘・育成事業:2017年度採択プロジェクト概要(坂元PJ)
僕も電子工作の作品をひとつ持ってきました。
Raspberry PI で動作する戦車です。
スマホやパソコンから操作ができます。
これまでLEDを光らせたりするぐらいでニンジャの反応はいまいちかな、という感じでしたが、
動くおもちゃはやっぱり食いつきがいいですね!
またDojoでも電子工作のイベントを企画したいと思います。 みなさんの意見、いろいろお寄せ下さいね。
僕は電子工作は初めてでしたが、この本を読みながら作れました。
いちから詳しく説明してあるのでとても分かりやすかったです。
カラー図解 最新 Raspberry Piで学ぶ電子工作 作って動かしてしくみがわかる (ブルーバックス)
メンターの今城さんは、今回もとてもユニークな作品を作ってくれました。
落ちてくる葉っぱをうちわであおいで受け止める作品です。
落ち葉が風に流れてくる感じがいいですね。
回転角度をランダムに決めることでひらひら舞う感じがうまくでています。
本日のお題の「風」「流れ」からの発想だそうですよ!
今回、新しいメンターが1人、初参加のニンジャも3人も来てくれました。
初めてで、緊張したかもしれませんが、楽しんでくれたみたいでよかったです。
みんなも、友達を誘って遊びに来てね~!
今回のみんなの作品はScratchのスタジオからも見れます。
是非、参考にしたり遊んだりしてみてくださいね!
今回のみんなの作品
記念写真
次回のCoderDojo名古屋の申し込みページです。
coderdojo-nagoya.connpass.com
お友達を誘って、ふるってご参加ください!
またDojoで会いましょう!
10/29(日) 台風時の開催有無について
こんにちは。
CoderDojo名古屋チャンピオンの宇津です。
天気予報では次回10/29(日)
台風が接近するようですね。
当日9:30 以降に名古屋市で警報が出ている場合、
またはその恐れがある場合は
Dojoを中止する予定です。
中止の案内はconnpass からのメール 及び
CoderDojo名古屋のホームページ(
ご連絡します。
http://coderdojonagoya.
当日はメールやホームページを注意して
ご確認頂ければと思います。
また、お住まいの近隣で警報が出ていたり、
危険が予想される場合は、
無理をなさらず自己判断でキャンセル頂いて結構です。
(その際はご一報頂けると、道中なにかあったのではと
心配する必要がないので助かります(^-^))
※connpassからのキャンセルでもよいですし、
メールでのご連絡でもよいです。
CoderDojoNagoya758@gmail.com
ご参加予定の方は
安全に充分注意してお越しくださいね。
【第46回】Viscuit(ビスケット)にチャレンジ!
みなさんこんにちは!
CoderDojo名古屋メンターの田中です。
先日のCoderDojo名古屋の様子をご紹介していきます^^
ビジュアルプログラミング言語 Viscuit(ビスケット)にチャレンジ!
CoderDojo名古屋初の取り組みとして今回はビジュアルプログラミング言語 Viscuit(ビスケットを教材として扱いました。 初めてということもあり、運営メンバーも探り探りということでまずは一番相性が良さそうな小学校低学年ニンジャにビスケットを楽しんでもらうことにしました。
すると、、、
いつもよりニンジャも夢中になってプログラミングをしてくれました。 スクラッチをしていると、どうしても途中で集中力が途切れてしまうことが多かったニンジャも多いのですが、今回のビスケットを使ったプログラミングではいつもより集中して作業に取り組めていたようです。 これは我々にとっても嬉しい結果でした、よかったよかった。
電子工作も紹介、でもちょっと難しい?
CoderDojo名古屋ではできるだけニンジャの好奇心を刺激しようとプログラミングに限らず様々なテクノロジーを紹介しています。 例えばこんな感じですね。
こちらはチャンピオン宇津さんの電子工作、ラズパイですね。
そしてこちらはメンター今城さんのおもちゃ、ちゃんとPCから操作もできるんです!
でも、この日、ニンジャ達が一番喜んだのはこちら。
こちらはテオヤンセンのミニビースト(ストラントビースト)、ご存知ですか? オランダの芸術家の方が制作した作品のミニチュア版をみんなで楽しみました。
ちなみに本家の作品はこんな風になっています。
興味を持つことが大事なので、これに懲りずニンジャの好奇心を刺激し続けていこうと思います。
ニンジャ、そしてメンターも大募集中ですよ〜
第46回の活動報告は以上となります。CoderDojo名古屋の雰囲気が伝われば嬉しいです。
さて、CoderDojo名古屋ではプログラミングに興味のある子、そして我々と一緒にDojoを運営してくれるメンターの方を絶賛募集中です! 次回のCoderDojo名古屋は10/29(日)となっていますのでご興味のある方はぜひ下記よりお申し込みください!
⬇︎次回CoderDojo名古屋の申し込み⬇︎
それでは次回のCoderDojo名古屋でお会いしましょう〜では!
⬇︎第46回CoderDojo名古屋 記念写真⬇︎
⬇︎第46回ニンジャの作品⬇︎
⬇︎CoderDojo名古屋の詳細⬇︎
小学校で教員向けのプログラミング学習研修会のお手伝いをしてきました
CoderDojo名古屋チャンピオンの宇津です。
先週、愛知県春日井市の小学校で、先生向けのプログラミング学習研修会の支援に、宇津とCoderDojo天白の寺島さんとで行ってきました。
主催はCoderDojo名古屋のメンターでもある同小学校の佐藤先生です。先生と私は旧知の間柄で、先生から、プログラミング学習の必修化に先駆けいち早く取り組んでいきたいとのお話を伺い、是非、ということで協力させて頂きました。
研修では、プログラミング学習の必要性、CoderDojoとしての取り組みと現状、Scratchでのプログラミング体験、と1時間では物足りないぐらいですが、駆け足で実施しました(^-^)
ほとんどの先生がScratchやプログラミングは初めての体験で、かなり戸惑っていらっしゃる先生も見られました。普段からどれぐらいコンピューターに慣れ親しんでいるかにより、若い先生は比較的面白がっていろいろ試していたり、年配の先生はこりゃあ大変だという声が漏れたりとまちまちでした。一方で、プログラミングの楽しさは多くの先生が感じられたみたいで、年配の先生からも、新鮮な体験をした、との声を頂きました。
校長先生も新しい取り組みに理解のある先生でいろいろお話をさせて頂きました。どのように授業を進めるのか手探りの状態だそうですが、仮に教科書通りに進めるとしても、教科書と異なるプログラムを組んだ時になぜだめなのか、別解はないのか等、柔軟に指導するためには先生自身にもプログラミングに対する相応のスキルが求められるだろう、とのお話もありました。
そもそも、先生に基本的なパソコンのスキルが不足していると、コンピュータールームを利用した際に何かトラブルがあっても対応に困る、という現状もあるようです。先生方の年齢層や時代背景によって、既に格差があるようですね。広く一定の水準以上の教育をどう提供するか先生方も苦慮されているようです。
10月には実際に生徒向けの授業が実施されるのでお手伝いに行こうと思っています。CoderDojoでは比較的プログラミングに興味を持っているニンジャが多いので、対して学校の生徒ではどのような反応が見られるのか楽しみにしています。