【第161回活動報告】手作り飛行機を飛ばそう！

日時：2022/7/23(土)
場所：春日井市立小野小学校体育館
特別講師：Wind Rider 辻本さん
メンター：宇津、あやちゃん、佐藤吉徳さん、山吉さん(ご兄弟!)
協力：春日井市立小野小学校佐藤先生

こんにちは。CoderDojo名古屋チャンピオンの宇津です。

今回は、特別企画で飛行機を飛ばしました！
厚さ2mmのスチレンボードをカットして飛行機を組み立てて、ふわっと風に乗って飛び続ける飛行機を体験してもらおうという企画です。
ほんのわずかな翼の角度で飛び方が全然変わります。
さて、みんなの飛行機はどんな風に飛ぶようになるでしょうか～

今日の講師は飛行機大好きおじさん、Wind Rider(ウインドライダー)こと辻本さん。
各務原航空宇宙博物館でLEGOのロボットプログラミング教室のボランティアもされ、お仕事ではロケットの制御プログラミングも携わったことがある方です。
今回の軽量飛行機も独学で研究しモーターや無線機を取り付けラジコン飛行機として飛ばすところまで作ったという！
僕も数年前、初めのころ試作品を見せてもらって、これホントに飛ぶようになるのかなぁ、と思ってみてましたけど、今日の後半では見事自由自在に飛んでましたね！
ここまで研究する情熱が凄い！

辻本さんのホームページもよかったら見に行ってください。
https://zero1962.world.coocan.jp/

さて、会場には始まる前から辻本さんの試作機がズラリ！
何とフライトシミュレーターまで持ってきてくれました。一部のニンジャはフライトシミュレータに夢中！珍しいよねー。
※色んな機体をものすごくたくさん持ってきてもらったんですが、不覚にも写真を取り忘れました(^_^;

まずは、辻本さんが飛行機に対する熱い想いをお話してくれます。ああ、飛行機大好きなんだなーってのがにじみ出てきますw

飛行機が飛ぶ仕組みをなんとなく学んで、さて、飛行機づくり開始!
ダイソーで売っている100円のスチレンボードを使います。
メンターでカットした翼や胴体を辻本さんの説明に沿って組み立てていきます。
工作に自信がある子は自分でカットするところから。

うまく組み立てられるかなー。
ストロー1本の骨組みにスティックのりで仮止めして、セロハンテープで固定していきます。
こんなんでちゃんと組み立てられるの？と思うけど、手軽だし調整もしやすいよ、と辻本さん。

まずは説明通りに完成したら、まっすぐそーっと手で投げての飛行試験。
「あれ～？ぜんぜんまっすぐ飛ばないよ～」
初めからまともに飛ぶなんてよっぽどラッキー。

ここでみんなにお願いしたのは、「自分の飛行機がどんな風に飛ぶかよーく観察してください」。
飛ばしてみる、観察する、どうしてそうなるか予想する、直してまた飛ばしてみる、を繰り返す。

よくあるパターンはこんな感じ。

1) 急上昇して落下する。
2) 急降下する
3) 左または右に回転しながら落下する
4) フラフラと安定しない

1)と2)は主翼、尾翼のお尻の上下の折れ曲がり具合
3)は正面から見て左右の主翼や尾翼のバランスが偏っている
4)は正面から見て主翼がV字型になっていない

とか。本当はもっと時間をかけて沢山失敗して沢山やり直してもらいたいんですけれど、時間の都合でパターンを教えてレッツトライ。
ちなみに、自分のオリジナルの形の飛行機を考えて飛ばす、っていうのも面白いですよね。

自分の好きなデザインで色も塗ったりしました。

最初は即墜落だった機体がだんだん飛ぶようになってきました。
結構みんな夢中で直しては飛ばして、を繰り返してくれました。

ある程度飛ぶようになったところでみんなで一斉に飛ばしてみました。
だれが一番遠くまで飛んだかな？

youtu.be

終盤は辻本さん自作の超軽量ラジコン飛行機を体験したりして遊びました。(ホントはこれを作るイベントがしたかったw)
だんだん、飛びすぎて壁に引っかかったりしたのをみんなで救出する、というイベントに変わってきましたがw

というわけで、子どもたちも楽しそうにしてたし僕らも楽しかったのでまたやりたいと思います。
なかなか難しいんですが、体育館や広いスペースを借りれるよ、という方いらっしゃれば教えてください。

最後になりましたが、会場の体育館を提供してくださった春日井市立小野小学校佐藤先生ありがとうございました！

あと、材料や型紙を紹介しておきます。
お家で作ってみたよ、とかまたやりたいという感想もお待ちしてます